2016 1022-23 ヤケト尾根 日原B/S~日蔭名栗山~鷹ノ巣山~奥多摩駅

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バリエーションとしては初級の日蔭名栗山ヤケト尾根を歩いてきました。

・まだ早いと思うけど紅葉を少し期待
・キノコ探索(ググったら結構キノコで有名らしい)
・登山道で無い道を歩くトレーニング
・クロスオーバードームの幕営スタイルの仕上げ
・フライパン山食の練習

こんな目的での山行だったのですが、おまけとして

・熊に遭遇
・朝起きたら譲渡したゲートウッドケープが隣に張られてた
・下山して代々木公園のギアループマーケットに行った

という山行になりました。以下記録。






10:00 東日原バス停 10:10発 
11:00 八丁橋
11:20 ヤケト尾根入口
11:30 吊り橋 
12:22 トラロープ
12:30 標高1090m付近(巡視路外して尾根へ)
13:15 空き缶地帯(標高1250m付近)
14:06 作業道出合(標高1450m付近、林班界46|47の標識あり)
14:20 休憩 14:30発
14:43 谷から熊が出没
15:15 石尾根合流点
15:30 鷹ノ巣山避難小屋 

07:12 鷹ノ巣山避難小屋
07:35 鷹ノ巣山 07:50
09:06  六ツ石山分岐
09:23 三ノ木戸林道分岐
09:53 三ノ木戸林道
10:40 奥多摩駅 11:03 青梅行き

以下コメント
●日原BS~ヤケト尾根取付き
日原行きのバスは2台口になったが、殆どが川苔山目当てだったらしく、終点の日原に降り立ったのは2台で20名もいなかった。登山者はその内の15名くらいか。大半が岩村尾根から鷹ノ巣山を目指すか、あるいは天目山方面か。一人だけBDの渋いザックに5.10のシューズを履いた親父が鍾乳洞の方に向かったのでウトウの頭から酉谷山にでも向かったのだろう。

鍾乳洞との分岐を過ぎ舗装路で無くなったところで一人を追い抜く。八丁橋のところには車が数台。ゲートを越え20分ほど歩いて降下ポイントに到着。通行禁止の立て看板にゴメンナサイをして奥へ。しっかり道はついており、切り替えしたり九折をくだったりして吊り橋へ。吊り橋の前でキノコ採りに来ていた男性に合う。曰く今年はキノコが不作とのこと、そして熊がよく出るので注意とのこと。この時は脅しだと思っていたけれど...
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林道から進行方向左側にこの看板がある。

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吊り橋。

●ヤケト尾根
吊り橋を渡ってからはしばらく水源巡視路や作業道が続く。主にトラバースしながら、たまに細い尾根に乗ったりして暫く進む。道の状態は良いが高度を稼げない。山行記録を読むと、巡視路をずっと歩きつづける人もいれば、尾根直登する人もいるらしい。僕は1090m地点(50mほどの誤差の可能性あり)で、道が尾根を回り込んで水平もしくはマイナス気味に進むところで、尾根直登に切り替えた。このルートの唯一にして最大のポイントは、いつ尾根に乗るかだろう。

直登部分はしばらくは急斜面で、かつ大きな石に苔や土が乗った状態で登りにくい。100mくらいアップすると斜度がゆるくなり、更に50mもアップするとトレイルの状態も歩きやすくなる。ただ斜度はきつくても滑落の恐れがあるような危険なところはない。がれ場もトラバース場面などもなくひたすら尾根なりである。

標高1250mくらいに平坦になった踊り場が現れる。何故か古い缶が飾られている。ここから更に尾根なりに1450mくらいまで上がると水平の作業道が尾根を横切っている。これを越えて1550m地点の大きな倒木で10分ほど休憩を取った。これまで土がしっかりした疎林帯で非常に歩きやすい。藪要素は殆どなくルートファインディングの要素も殆ど無い。

倒木の上で大福を食べ午後の紅茶を飲むと、残り200mアップだから30分ほどで石尾根に合流かとスタートする。広い尾根を歩いていてふと左手を見ると50mほど先の谷からニョキっと熊が現れた。全容は見えないものの大きな成獣で体高は150cm近くありそう。手に持っていた木の枝ストックでは闘いようがないなと逡巡していたところ5秒ほどで熊が翻って谷に下って行ってくれ、腰が抜けた。虫の知らせか、2年ぶりくらいに熊鈴をつけて歩いたのが良かったのだろう。

そこからは急いで登る。ガスが立ち込め視界が落ちる中、鈴を鳴らし口笛を吹きながら(何故か森のくまさんを)道なりに急ぐ。奥多摩の山の北側尾根特有の稜線付近で山容が広くなりルートが分からなくなる中、直登を続けると、ちょうどルートを示す立ち入り禁止のトラロープが眼前に現れ石尾根に合流した。

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吊り橋を渡って直ぐは道が悪いけど、暫く我慢すれば歩きやすい道になる。
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歩きやすい巡視路
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この尾根を回り込むポイントで尾根に取り付いた
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取り付いて直ぐは山肌を直登。歩きやすいところを探して攀じるように登る
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1250mあたりの空き缶ポイント
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幅が広く藪がなくて歩きやすい尾根
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ごくたまに赤とピンクのテープに出会う。尾根を通じて10カ所も無かった
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尾根を横切る1450mあたりの巡視路
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1500mあたりでようやく色付いてくる
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ここで東側の谷から熊が出てきた
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石尾根に合流するトラロープのポイント


●石尾根~鷹ノ巣山避難小屋
日蔭名栗山の山頂近くで、幕営には適した平らな土地で展望も開けているものの、あいにくのガスで何も見えず、またスマホの電波が入らなかったのでやむなく鷹ノ巣山避難小屋まで下る。当初の予定ではビール目指して七ツ石小屋も考えていたがのんびり登りすぎて時間足りず、また気温が低くビールも欲していなかったので。

避難小屋は数組で6~7人が泊まってる模様。テーブルのある高台に3張りテントが張られていたので、その隣に張ることにする。相変わらずクロスオーバードームは簡単に張れ、水を汲みに行った後で夕食を始める。最初に餅のチーズ巻き焼きを食べた後に、舞茸の炊き込みご飯、豚肉と舞茸炒めを作って食べて就寝。流星群を期待していたものの、天候はずっと悪かったため諦めてテントの中でタブレットで全話ダウンロードしたケイゾクを見ている内に寝落ち。

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餅とチーズを焼く。フライパンくっつかないシートは便利
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舞茸の炊き込みご飯。フライパンの蓋は折ったアルミフォイル
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当初グラウンドシートとして用意したヘビーデューティーブランケットをインナーシートに。今回は結露しなかったが、結露した場合にシュラフやマットが濡れないようザックを足元と幕の緩衝材に。同様に頭部分もアストロフォイル座布団を緩衝材にする。シュラフは幕のセンターに。
●翌朝~奥多摩駅
夜明け前に目覚めると人の声が増えてる。テントの外を見ると新しいテントが2張りあり、手前はゲートウッドケープだった。いつの間にやってきたのだろうという彼らは、僕の前に来ていた一人と友人だったらしく会話を始め、そこでピンと来た。このゲートウッドケープは僕が売却したいなとインスタグラムなどで呟いていた時に手を上げてくれ、買ってもらった幕そのものだった。その節は有難う御座いました。そこから会話に加わり、彼らと前後して僕も石尾根を歩き始める。

鷹ノ巣山のピークを踏み新しい山標を見て、尾根伝いに進み、将門馬場付近で彼らとお別れして奥多摩駅へ。海の日に石尾根を歩いてて膝を捻挫した時に歩いた三ノ木戸林道ルートを下る。この道は中々面白くお気に入り。林道にでてからも山道に入ったりしながら下界に到着。いつものコンビニでビールとサワーを買って奥多摩駅へ。駅前広場で女子大生を含む大学生たちが自転車を輪行バッグにしまっている目の前で上半身裸になり汗を拭いて着替えて電車に乗る。そこから一路代々木公園のギアループマーケットに行ったのでした。ギアループで買おうかものすごく悩んだMSRブラックライトはBLOG"UNLIMITED"のmasafmixさんがお買上げになっていたのでした。

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by roadman71 | 2016-10-24 19:12 | 【山行】奥多摩