【ヘリテイジ】クロスオーバードーム




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(2016/9 巻機山~朝日岳稜線の米子頭山北側コルにて)


ナチュラムでブログをずっと書いていたものの、いつしか書き辛さを感じるようになり、ツイッターの隆盛とともに書く量も減っていたものの、備忘録の意味も込めてブログを書きたいと再び思うようになって、一番最初に利用したエキサイトに帰ってきました。





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思えばテントの変遷が僕の山の経験の変遷だったと思います。素直に定評のあるアライテントのエアライズなどを最初に買っておけば、悩まずにそれを使って10年が経過していたのかもしれません。なのに流行りもの好きなのか、あまのじゃくなのか、次のような変遷を辿ってきました。

TRIG-1(GOLITE):シングルウォール非自立テント
TWINSISTERS(MSR):シングルウォール非自立床なしシェルター
U.L.ZELT(MONT-BELL):ツェルト
SHANGLIA-1(GOLITE):シングルウォール非自立床なしシェルター
HILIGHT(BLACK DIAMOND):シングルウォール自立テント
GATEWOOD CAPE(SIX MOON DESIGN):シングルウォール非自立床なしシェルター
ZELT 2 LONG (FINETRACK):ツェルト

最近はほぼツェルト2ロングがメインで、たまの友人との宴会山行や夏の北アルプス長期縦走などの時に快適性を重視してBDハイライトを使うだけだったが、この中間のような存在をずっと探していた。

ツェルト2ロングはとても立てやすく(4隅をペグダウンして、前後にストックをガイラインでペグダウンするだけ)、5分くらいで完成するものの、ストックや拾った枝や立木などがないと立たないのと、硬い地面では立てるのと苦労するのなどで、そういった点ではハイライトは自立なので最悪ペグダウンしなくてもいいので圧倒的に楽だが、インナーポール式が意外に面倒くさい(よく中に入って組み立てられるので雨の時にいいなんていうが、あれはやったことない人間がカタログだけ読んで書いてる寝言だと思う)、そして圧倒的に重い。ツェルト2ロングの340gに対して1300gもある。

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(2016/8 雲ノ平にて)
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(2016/1 白毛門にて)


中間的な存在としてはモンベルのULドームシェルター(740g)や、アライテントのライズ1(980g)、ヘリテージのエマージェンシードーム(740g→660gに)などがあるが、モンベルのはインナーポールが面倒なのと利用してる人をみて結露が凄かったのと、ライズ1は意外に重く、エマージェンシードームは床割れ式のギミックは不要だったりと、いずれも自分の中では触手が伸びなかった。

そんな折、ふとネットを彷徨っているとヘリテージがクロスオーバードームというのを出してると知った。のちに既に昨年から出していて最初はエマージェンシードームのようなオレンジ色だったことを知るが、色が自分の好きなグリーンでインナースリーブでなく、外のスリーブエンド式で床割れもなく、しかも長辺に出入り口があり、2か所のベンチレーターがあり、重さも700gであると、ほぼ僕の求めるスペックを満たしていたではないか。

慌ててどこで入手できるか調べるが、ヘリテージのオンラインサイトにもカモシカスポーツにもなく、他のオンラインショップも完売していた。11月に再販されるとの情報が入り、予約しようとしていたところ、なんとhikers depotに在庫があることを聞き、すぐに取り置きしてもらって店を訪れて手に入れた。土屋さん曰く本当に欲しい人が手に入れられるように、あえてホームページにも載せず問い合わせてきた人にだけ販売してたとのこと、それを聞いてちょっと涙ぐんでしまった。土屋さんってこんな人だったのか。

さて、さっそく家で組み立ててみると、それは笑ってしまうくらい簡単だった。ポールを通して自立するまで2分、4隅をペグダウンしてガイライン4本をペグダウンするのを終えるまで5分かからない。


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高さはハイライトと変わらない、幅は100cmに対してハイライトは狭い方で110、広い方で130あり、また立ち方がハイライトの方がより垂直に近いのでクロスオーバードームの方が狭く感じる。
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シュラフ(イスカのエア280X)を敷くと、端に寄せても残りが30cm弱。壁に触れるのを避けるために空間を開けると実質20cmほどになる。食事などをする時はシュラフとマットを畳むなど空間を作る必要がある。

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そして、床面も壁面と同じ15Dなので、かなり薄くグラウンドシートは必須。農ポリやタイベック、エマージェンシーシートなど色々候補はあるが、へビューデューティーブランケットを用意した。幅を本体より少し狭く95cmでカット。はみ出ないようにした。

それでも先日の巻機山から先の藪で幕営した時にはこうなった。(夕方から翌日日中も雨が降り続けた)

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(ビヴィーをめくったところ)

なので、雨が予想される時は中にも一枚何か敷いた方がよいだろう。

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それでも上から結露の露が垂れてくることは一度もなかった。

仕舞寸法も小さく、設営も簡単で、これからもメインテントになると思う。また雪山シーズンになったらレポートしてみたい。

追記(9/23)~・~・~
メーカーHPのリンクを忘れていたので加えておく。

●素材
本体:15Dナイロンリップストップ・透湿ポリウレタンコーティング(耐水圧1,000mm/平方センチ、透湿量8,000g/平方メートル/24hr)、ポール:アルミ合金中空ポール(7001-T6)7.5mm径ショックコード内蔵
●重量
700g(本体、ポール、スタッフバッグ込 乾燥時平均)
●カラー
フォレストグリーン

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by roadman71 | 2016-09-25 21:53